イスラエルの軍事研究機関、フィッシャー航空宇宙戦略研究所のタル・インバー宇宙リサーチ・センター長は19日、米下院で開かれたセミナーで、「北朝鮮のミサイル技術の相当部分はイランと共有されているものだ」と述べた。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

VOAによれば、インバー所長は朝鮮中央通信などが先月公開した固体燃料ロケットの写真を分析した。

同所長は、ロケット推進体の直径は1.25メートルと見られ、イランが開発した射程2000キロ以上の地対地ミサイル・セジルの諸元と重なると指摘。北朝鮮は、イランのミサイル技術を直接・間接的に導入していると主張した。

米軍高官「極めて危険」

インバー所長はまた、朝鮮中央通信などが公開した一連の写真からは、北朝鮮のミサイル技術が相当な発展を遂げていることがわかると述べたという。

北朝鮮とイランのミサイル開発協力については、次期在韓米軍司令官のブルックス氏も米上院軍事委の公聴会(19日)で「世界にとって極めて危険だ」と発言。また、日本の公安調査庁も昨年末に発表した『内外情勢の回顧と展望』の中で、北朝鮮とイランが核・ミサイル分野での協力関係を継続している可能性を指摘している。

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