今月8日に明らかになった北朝鮮レストラン従業員の集団脱北を受けて、北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察、以下:保衛部)が大々的な調査に乗り出した。

平壌在住のデイリーNK内部情報筋によると、保衛部は、海外に派遣されている人員の思想の再調査と監視を行うため、中国の瀋陽に数十の検閲組(監査グループ)を派遣。同時に、派遣労働者を監視する保衛指導員を交代させる作業も始めた。

自分たちにも火の粉が…

保衛部は、今回の集団脱北事件の原因を、保衛指導員の監督不行き届きと見ており、監視人員を倍に増やす案も検討されている。こうした保衛部の統制強化に、北朝鮮の幹部たちは戦々恐々としていると内部情報筋は語る。