北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、「米国こそ、われわれを核保有と強化へと進ませた張本人である」 と主張しながら、核保有に至った原因を米国に責任転嫁した。

同通信は論評「無慈悲な核先制攻撃で対応する」を通じて、「朝鮮半島に史上最悪の緊張状態が生じ、核戦争の危険が差し迫っている」と指摘しながら、「『北の縦深内陸進攻作戦』と『平壌占領作戦』『斬首作戦』『精密打撃訓練』が公然と強行された。米国と南朝鮮かいらいのこの無分別な妄動はわれわれの最高の尊厳に対する最も露骨な正面切っての挑戦であり、共和国に対する公然たる宣戦布告である」と米韓を非難した。

また、「徹頭徹尾、朝鮮革命の最高首脳部をあえてどうにかしてみようとする米国・南朝鮮合同軍事演習とホワイトハウスの対朝鮮敵視政策にある」「米国こそ、われわれを核保有と強化へと進ませた張本人である」と、朝鮮半島の対立の責任は米韓にあり、北朝鮮が核保有に至った根源は米国にあると主張した。

さらに、「実戦に移行しようとするいささかの軍事的挑発の兆しが見える場合、無慈悲な核先制攻撃で敵の巣窟を廃虚につくるというのはわが千万の軍民の確固たる意志である」と威嚇した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

無慈悲な核先制攻撃で対応する朝鮮中央通信社論評

【平壌4月11日発朝鮮中央通信】朝鮮半島に史上最悪の緊張状態が生じ、核戦争の危険が差し迫っている。 これについて、アルジェリア紙「アルハバル」は、米国と南朝鮮が毎年、朝鮮半島で合同軍事演習を行って地域の情勢が常に緊張していたが、今年のようにそんなに緊張が激化したのは初めてだ、その原因は合同軍事演習が北の最高首脳部を狙った訓練であるからだ、と指摘し、世界平和評議会(WCPP)の委員長は米国とその同盟国は朝鮮の社会主義制度を暴力で崩そうとする目的を追求している、これはアジアを制覇するための米国の戦略実現の一環であり、自主的な国々に反対する戦争計画だ、と暴露した。

イラン・アルハディ・イスラム教宣伝機構委員長は、朝鮮に対する米国の核脅威・恐喝は昨日や今日に始まったことではなく、数十年間毎日のように加わっている無謀な侵略脅威策動であると暴いた。

これは、米国と南朝鮮のかいらい一味が行っている合同軍事演習の侵略性と重大さに対する国際社会の一致した評である。 南朝鮮で米国と南朝鮮の大兵力と米国の核戦略資産が総動員されて行われている核戦争演習はその規模において今まで類例のない史上最大、史上最悪のもので、朝鮮半島と地域の平和と安全を甚だしく脅かしている。 特に、それがわが人民の運命であり、未来であり、生の全部であるわが共和国の最高首脳部を狙った極悪非道な犯罪的企図を実現するために強行されているというところにその重大さがある。

「北の縦深内陸進攻作戦」と「平壌占領作戦」「斬首作戦」「精密打撃訓練」が公然と強行された。

米国と南朝鮮かいらいのこの無分別な妄動はわれわれの最高の尊厳に対する最も露骨な正面切っての挑戦であり、共和国に対する公然たる宣戦布告である。

現実は、こんにち、朝鮮半島に生じた一触即発の戦争の局面がどこにその根源があるのかを明白に実証している。

それは徹頭徹尾、朝鮮革命の最高首脳部をあえてどうにかしてみようとする米国・南朝鮮合同軍事演習とホワイトハウスの対朝鮮敵視政策にある。

米国は今、自主の旗印を高く掲げて揺るぎなく前進しているわが共和国を「除去」し、地域覇権掌握に有利な足場を築こうとする米行政府の侵略的企図を隠ぺいするためにわれわれの核保有によって朝鮮半島の緊張状態が激化しているかのように黒白を転倒している。

われわれの核保有は、共和国の尊厳と名誉、そしてわが人民の生存権を甚だしく侵害する米国の憎らしい軍事的脅威に対応した当然な自衛的措置である。

米国こそ、われわれを核保有と強化へと進ませた張本人である。

米国の核戦争戦略が悪らつになり、それを実行するための合同軍事演習が重大になるほど、われわれの自衛的核抑止力はいっそう強固になっている。

われわれの核兵器は、正義と平和の象徴である。

われわれが今、核兵器の打撃能力をさらに高めているのは全的に米国をはじめとする敵対勢力の侵略と戦争を抑止する力を強化し、それでもって朝鮮半島での核戦争の惨禍を防ぐためである。

われわれは今までどの国も侵略してみた歴史がなく、わが人民は誰よりも平和を愛する。

しかし、われわれの最高首脳部と共和国をあえてどうにかしてみようとする米国・南朝鮮合同軍事演習が実戦に移行しようとするいささかの軍事的挑発の兆しが見える場合、無慈悲な核先制攻撃で敵の巣窟を廃虚につくるというのはわが千万の軍民の確固たる意志である。

われわれは、米国と南朝鮮のかいらい一味が極悪非道に強行する核戦争演習をこれ以上許さないであろう。

    関連記事