北朝鮮は今年に入り、すでに3種類の新型兵器――対戦車誘導ミサイルと大口径多連装ロケット、地対空ミサイル――の試射を公表し、その性能を誇示した。これらのうち、とくに多連装ロケットと地対空ミサイルの開発・配備動向については、韓国軍も緊張感を持って見守っている。

これらが、その原型になったと思われる中国製やロシア製の兵器と近い性能を備えている場合、米韓軍にとって侮れない脅威になるためだ。

また、北朝鮮は昨年にも、新型の対艦ミサイルとステルス艇を披露し、韓国軍を驚かせた。韓国軍はこのミサイルについて、ロシア製の「3M24ウラン」と同等であると分析しているようだ。それが当たっているとすれば、従来の「KN-01」(北朝鮮版シルクワーム)の射程を50kmも上回るほか、超低空を飛行するためレーダーによる探知も難しくなる。

(参考記事:北朝鮮の「新型ミサイル」「ステルス艇」に不吉な予感

それにしても、強力な経済制裁下に置かれてきた北朝鮮が、どうしてこうも次から次へと新兵器を作り出せるのか。