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しかし、最近は通話が途切れることも多く、都市と農村の間の通話は1、2日つながらないことも多くなっているとのこと。原因は不明だという。

別の情報筋は、通話品質低下の理由は、「コリョリンクは、北朝鮮当局にとってもはやお払い箱になったからだ」だと推測する。

また、中国の対北朝鮮情報筋も「北朝鮮当局が、コリョリンクを追い出しにかかっている。北朝鮮当局にとって、技術やノウハウをすべて吸収できたため、オラスコム社もコリョリンクも、必要ない存在になってしまった」というのだ。

携帯電話事業のインフラ整備はすべてオラスコム社の投資で行われたが、北朝鮮はすでに独自に携帯電話事業を行えるほど技術を吸収し、発展させた。もしコリョリンクが撤退したとしても、他の携帯電話会社は基地局を共同使用しているため、今後の携帯電話事業にも支障はない。