防衛省のシンクタンク「防衛研究所」は25日、世界の安全保障環境に関する報告書「東アジア戦略概観」の2016年版を公表。北朝鮮の核兵器について「すでに小型化・弾頭化の実現に至っている可能性が指摘されている」として、国際的に警戒感が高まっている現状を紹介した。
また、北朝鮮が昨年5月に行った潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射試験にも言及し、将来的に核弾頭搭載可能なSLBMの配備に至れば、「北朝鮮の核戦力の残存性が一層高まる危険性を指摘する見方もある」と述べている。
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