国連の制裁強化によって、北朝鮮は今後ますます外貨不足に陥ることが予想され、国内では庶民の間に不安が広がっている。
(参考記事:中国が石炭輸入を停止、北朝鮮国内に困惑広がる…制裁が本格化)こうしたなか北朝鮮当局は、海外へ労働者を派遣して外貨を確保する動きを見せている。とりわけ重要な収入源である北朝鮮レストラン、通称「北レス」では、ウェイトレスらの美貌を武器にした商売に躍起になっている。
(参考記事:美貌の北朝鮮ウェイトレス、ネットで人気爆発)米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ミャンマーに在住する韓国人がヤンゴン市内にある「平壌高麗食堂」を訪れたところ、美人ウェイトレスから花束を押し売りされたという。
「食事の間に余興で美人ウェイトレスのショーが行われる。彼女たちに促されるまま、舞台上で造花の花束を渡して記念写真を撮ったところ、花束1束に9ドル(約1023円)を要求された」(ミャンマー在住の韓国人)
この韓国人によると、レストランの経営は芳しくない様子だとのこと。