むしろ、「北朝鮮では『70日戦闘』が始まった、中国でも忠誠の外貨稼ぎ運動を頑張って労働党第7回大会を素晴らしいものにしよう」「レストランの幹部は『自強力』精神で外貨稼ぎに励め」などと無茶な要求をする。

環境が整っていないにもかかわらず36年ぶりの党大会開催を決定したり、周辺諸国の反発を顧みず核とミサイル実験を強行する金正恩体制の暴走のしわ寄せは、こんなところにも及んでいる。

(参考記事:金正恩氏が「暴走」をやめられない本当の理由

高英起(コウ・ヨンギ)

1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に 『脱北者が明かす北朝鮮』 『北朝鮮ポップスの世界』 (共著) 、 『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』 など。

脱北者が明かす北朝鮮 (別冊宝島 2516) 北朝鮮ポップスの世界 金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔 (宝島社新書) コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記

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