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戦前の日本の学校には、御真影(天皇、皇后の写真)と教育勅語が置かれた「奉安殿」という建物があった。御真影は命より大切なものとされ、空襲や災害から守るために多くの教師が命を落とした。戦前の教育の愚かさの象徴とも言える存在だ。

北朝鮮は、金日成氏、正日氏の肖像画が命より大切なものとされている。命を投げ出した守った人には「英雄」の称号が贈られ、プロパガンダの道具とされる。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、そうした北朝鮮の偶像化を象徴する事件が1月末に起きた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、1月29日に清津(チョンジン)市の中心にある咸鏡北道の保衛部(秘密警察)の本庁舎から出火した。漏電による火災だったが、おりからの強風で、3階建ての建物にはあっという間に火が回り、保衛指導員1人が逃げ遅れて死亡した。