人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

逃げ遅れた理由は「各部屋に掲げられていた金日成氏、金正日氏の肖像画を守るため」だった。死亡保衛指導員には勲章が授与され、国が費用を負担して盛大な告別式が営まれた。そして当局は「危機の瞬間に忠誠心を発揮した英雄」として、大々的に宣伝している。

当局は大々的な宣伝をしているが、北朝鮮の人々の間では、保衛指導員の評価は高くない。「勲章なんかもらって愛国者になんかなっても、遺された家族は飯が食えるわけではない。可哀想だ」と、遠回しに当局を批判している。

この建物、清津駅から徒歩5分のところにあり、交通量の多い幹線道路に面しているため、火災のニュースはトラックやバスの運転手などを通じて瞬く間に全国に広がった。そして様々な噂を呼び起こしている。