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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2日、日本の菅義偉官房長官が2月8日の記者会見で米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の国内配備を検討する考えを表明したことに触れ、北朝鮮を脅威に見立てるのは「荒唐無稽である」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、日本が北朝鮮の「平和的な人工衛星の打ち上げ」をミサイル発射と断定したことは、「自分らの野心的な軍事大国化策動を正当化、合法化するため」であると指摘。

また、「経済力と先端技術、国防予算を誇る日本の反動層は再侵略熱に浮ついて無分別にのさばっている」と非難した。

論評はその上で、日本が米国主導の新たな朝鮮戦争に加担し、「再侵略の道に踏み出すなら、与えられるものは破滅の墓だけ」であると警告している。