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一部の国では北朝鮮への視線が厳しくなっているし、とくにアフリカのボツワナが人権問題を理由に北朝鮮との国交を断絶したことは、やはり北朝鮮にとってもショックだったようだ。

(参考記事:北朝鮮にアフリカから痛烈な一撃…「国交の価値なし」
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現在、ジュネーブの国連欧州本部で開かれている国連人権理事会では、北朝鮮の人権侵害への具体的な対応策が話し合われている。安保面だけでなく、人権の側面も含め北朝鮮の問題点を総合的にとらえてこそ、効果的な対応措置が可能になるのではないか。

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高英起(コウ・ヨンギ)

1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に 『脱北者が明かす北朝鮮』 『北朝鮮ポップスの世界』 (共著) 、 『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』 など。

脱北者が明かす北朝鮮 (別冊宝島 2516) 北朝鮮ポップスの世界 金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔 (宝島社新書) コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記