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米韓の海兵隊が来月の合同演習で、北朝鮮内陸部への進撃を想定した訓練を強化するという。有事の際、迅速に核・ミサイル施設を破壊することが目的だ。

両国は昨年11月、北朝鮮ミサイル施設の「探知(Detect)」「かく乱(Disrupt)」「破壊(Destroy)」「防御(Defence)」からなる「4D作戦概念」の履行指針で合意。核・ミサイルに対する早期警戒と破壊のための取り組みを強めている。

それとは別に、韓国軍は金正恩氏らに対する「斬首作戦」の導入を推進。米軍もまた、イラク戦争やアフガニスタンで敵要人の暗殺などを担ってきた特殊部隊を韓国にローテーション配備した。

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従来にも増して北朝鮮の「有事」を強く意識した動きだが、韓国の情報機関は北朝鮮の軍内部に不穏な空気を察知しているようでもあり、あながち「気負い過ぎ」とも言えない所がある。

(参考記事:北朝鮮「軍内部で不満爆発」の戦慄情報

では、こうした取り組み実際の「有事」において、どの程度有効なのだろうか。