この情報筋は、北朝鮮当局の宣伝について、「金日成・正日時代には、バカンスのために豪華な特閣が建てられたが、金正恩氏は、戦争が勃発した時、一人で逃げるために中朝国境の近くに莫大な費用をかけて要塞を建設している。これを隠蔽するために、住民の噂が広まらないように躍起になっている」と非難した。
秘密警察は、別荘がある京城(キョンソン)郡と順安(スナム)市場を往来するトラック行商人をデマの発信源と見ており、捜査しているとのことだ。
南北対立が深まるなか、北朝鮮の一般住民の不安心理が増幅されて、こうした噂が出回っていると見られる。