北朝鮮の金正恩第1書記は、幹部を次々に処刑して恐怖政治を行っていだけでなく、脱北や国外への情報流出、国内への情報流入を防ぐことに躍起になっている。しかし、様々な策も功を奏さず、というべきか、そんな状況に嫌気が差したのか、幹部の脱北が相次いでいる

こうした状況に対して、北朝鮮当局も幹部や海外出張者に厳しい制限を設け、行動の監視をさらに厳しくしているが、あまりに厳しすぎることから幹部たちはさらに萎縮する結果を生んでいるという。

外国人との接触すら禁止

平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は次のように語った。

「平壌の貿易部門の関係者はもちろん、朝鮮労働党中央の高級幹部ですら、保衛部の承認なしに外国人との接触が禁じられた。道端で知り合いの外国人にばったり会って握手しただけで保衛部に呼び出されるほどだ」(平安北道の内部情報筋)