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亡命者の1人は軍内の核開発関連部隊にいた元将校で、2年間ロシアに留学したこともあるという。もう1人は、ロシアや北朝鮮との契約に関連した仕事をしている政府傘下機関の高官だったそうだ。2人はすでにオーストラリアの情報当局にも証言を行ったという。

この証言はオーストラリア国立大学の戦略問題研究学者、デスモンド・ボール教授と、タイ在住でアイルランド出身のオーストラリア人ジャーナリスト、フィル・ソートンさんが、2年間かけてミャンマーの亡命者2人にインタビューした際に得られたものだ。

ボール教授は「現段階で話せることは、2人の亡命者は互いに知り合いではなく相手の存在も知らないが、2人の証言は一致しているということだ」と証言の信憑性が高いことを示した。

クリントン氏「懸念している」

北朝鮮とミャンマーの核開発協力は、過去に北朝鮮がシリアで原発の建設を密かに進めていたことを想起させる。ミャンマーが北朝鮮の主要な武器輸出先であるため、今回の核開発協力は可能性が高いと考えられる。