北朝鮮当局が、国家安全保衛部(秘密警察)の要員3人を中国に派遣したと、中国在住のデイリーNKの対北情報筋が伝えてきた。派遣目的は、最近脱北した幹部たちを逮捕するためだという。

情報筋によると、保衛部員たち、いわば「「脱北幹部逮捕チーム」は1週間に渡り、中国の瀋陽、延吉、北京で逮捕作戦を秘密裏に行った。彼らは、複数の脱北幹部の写真を持ち、北朝鮮領事館、北朝鮮当局が経営するレストラン、北朝鮮と貿易を行っている朝鮮族の業者などを回り、捜査への協力を要請したという。

「脱北幹部逮捕チーム」は、保衛部の常設部署で、金正恩第1書記の「必ず連れ戻せ」という指示に従い、脱北した幹部や、期日になっても帰国していない私事旅行者(親戚訪問)などの追跡、逮捕に当たっている。

これまで、最大で150人の要員が派遣されたと伝えられるが、今回のように少人数の派遣は異例のことだ。一体なぜか。