「北朝鮮レストランの営業は苦しくなる一方だ。売り上げがどんどん下がるなか、挽回すべく、女性服務員にお酌をさせたり、売春行為をさせたりしている。それだけでなく、北朝鮮労働者の派遣にはじまり、密輸など、カネになることなら何でもしている」(丹東市民)
違法行為、脱法行為に手を染めているにもかかわらず、平壌の高麗ホテルが経営する3つのレストランのうちの1つと、平安北道観光局と丹東の旅行会社が合弁で経営している2店中の1つが閉店に追い込まれた。
中国国内の北朝鮮レストランでは、従業員の賃金がピンはねされたり、全く支払われない事例が報告されている。
また、外出が厳しく制限されるなど、人権侵害が横行しているとの批判も出ている。労働者いくら経営状態が厳しくとも、従業員に対する人権侵害行為は許されるものではない。