海外で働く北朝鮮労働者の数は正確には不明だが、6万人に達すると言われている。その多くが劣悪な環境で働かされ、給料のほとんどを当局にピンはねされている。
国連のマルズキ・ダルスマン北朝鮮人権特別報告官は、海外派遣労働者への人権侵害で北朝鮮当局を非難するなど、北朝鮮の海外派遣労働者は国際的な人権問題となっている。
そんな中、北朝鮮政府系の機関が経営するレストランで働く女性に、給料が全く支払われていないと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
ウェイトレスの多くが女子学生
RFAは、中国の国境地帯にある都市にある北朝鮮レストランで働く20代の女性の次の証言を紹介している。