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第二次世界大戦中に竣工された富山県の黒部川第三発電所は、建設過程で多くの犠牲者を出したことで知られている。資材運搬用の鉄道のトンネル工事現場では高熱で熱中症での死者が相次ぎ、工事用の通路からの作業員の転落事故は日常茶飯事だった。また、宿舎が雪崩に襲われ、多くの従業員が生き埋めになる事故も発生した。

こうした状況にもかかわらず、当時の日本は「戦争遂行のため」という理由で工事を強行。その結果、300人を超える従業員が犠牲となった。

それから70数年経った現代の北朝鮮で、当時の日本と似たようなことが行われている。国策で建設事業が計画され、無理にでも工期に間に合わせなければならない。その結果、事故が多発し、多くの犠牲者が発生している。