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現在、工事が行われている白頭山観光鉄道の現場では、以前から死亡事故が多発しているが、今度は住民を巻き込んだ大きな事故が発生した。

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、事故が起きたのは今月9日の午前10時ごろのことだ。普天(ポチョン)郡の胞胎(ポテ)地区の現場で行われていた発破作業の影響で、家が崩壊。住民が死亡したという。

植民地時代に抗日パルチザンが活動していたこの地域には、「革命史跡地」が数多く存在する。故金日成主席のゆかりに地でもあることから、当局は保存と管理に力を入れている。反面、民生面ではさほど力が入れられておらず、地域の民家は発破で崩壊するほどのあばら屋が多い。

当局は「避難していなかった方が悪い」という理由で、死亡した住民に対しては何の補償もせず、地域住民からは怨嗟の声が上がっているという。事故はこれだけではない。