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住民のなかには、「いつも聞いている(リ・チュニ・アナウンサーの)声だが、妙に人を緊張させる」などと軽口を叩きながら、バカバカしいと言った表情を見せる人もいたという。

平安北道(ピョンアンブクト)の別の情報筋によると、特別重大報道があると聞いて好奇心でテレビの前に集まった人々は、ニュースを見ても特に驚く様子はなく、興味のなさが見て取れたという。

放送終了後、紙が配られ「核実験の感想文を書け」と言われたという。この指示は工場のみならず、小学校、中学校、大学や女性同盟にも下された。

「使えもしないくせに」

市場でも「特別重大報道があるから帰宅せよ」との指示が下され、商人たちは大慌てで帰宅。しかし、核実験のニュースを見て「大したことないのに、こんなことでなんで騒ぐんだ」と愚痴っている。