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北朝鮮軍のミサイル発射の傾向について政府筋は、「北朝鮮軍は、空中と海上戦力が相対的に脆弱だ。朝鮮半島有事の際、空中と海上に接近する米韓連合軍に脅威を感じているようだ。米韓の海軍戦力を阻止する目的で、今後も地対空および艦対艦ミサイルの改良に注力するだろう」と述べた。

金第1書記は2015年、約20回にわたって軍部隊を訪問し、訓練を視察したが、いずれも対空戦力運用部隊の視察が半分近い9回であり、ミサイル試験発射訓練と新型戦術ミサイル発射訓練、空軍部隊の訪問と訓練視察に集中した。

政府筋は「北朝鮮軍は戦闘機820台を保有しているが、ミグ-29、ミグ-23などの90台以外は、ほとんどが旧型だ。金正恩氏は、こうした実情を把握しており、対航空部隊の訓練不十分を非難しながら、戦力の補強を発注している」と説明した。