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今年、発射した短距離ミサイルのうち、KN-06とSA系列、そしてKN-01の発射回数が多かった分析した。北朝鮮軍は、3月SA-2、SA-3、SA-5など、既存の地対空ミサイル7発を発射。さらに、4月にはKN-06を2発発射した。KN-06は、陸上に固定化された既存の防空武器を補完するため、車両に搭載して機動性を高め、サイズを小さくした地対空ミサイルシステムで、射程距離は約100㎞に達するという。

海岸に接近するターゲットの精度と射程向上を目的として改良されているKN-01(射程距離100㎞)の発射は、2月と5月に日本海で7発、6月には陸上から日本海に向けて3発の計10発が発射された。5月と6月の発射時には、金正恩氏が現地視察した。

2月と4月には300㎜放射砲のKN-09を7発、3月には弾道ミサイル「スカッド-C」を2発、5月と11月には潜水艦弾道ミサイル(SLBM)のKN-11(北朝鮮名:北極星1号)を2発を発射した。SA系列の地対空ミサイルやKN-06は9発発射で、KN-01の10発には及ばなかった。