北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩第1書記が「1月18日機会総合工場」を現地指導したことを報じた。

「1月18日機械総合工場」を現地指導した金正恩氏(2015年12月20日付労働新聞より)
「1月18日機械総合工場」を現地指導した金正恩氏(2015年12月20日付労働新聞より)

金正日氏も訪れた軍需工場

1月18日機械総合工場について、同通信は「すべての生産工程が高度に近代化され、生産文化、生活文化が最上の水準で確立された」と評している。

故金正日総書記も度々訪れた同工場は、韓国情報当局によると平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)に位置し、北朝鮮の代表的な軍需工業施設で、ミサイル関連部品を生産していると把握されている。

「1月18日機械総合工場」を現地指導した金正恩氏(2015年12月20日付労働新聞より)
「1月18日機械総合工場」を現地指導した金正恩氏(2015年12月20日付労働新聞より)

朝鮮中央通信によると、金正恩氏は、工場全景を眺めながら「この前の姿が痕跡までも全く見られないように完全にあか抜けした」と述べながら「この工場を初めて訪ねる人々は機械を生産する工場ではなく、休養所に来たように考えるだろう」と、明るく微笑んだという。

さらに「この工場で点じられた近代化の炎がすべての部門、すべての単位で激しく燃え広がるようにしよう」と熱烈にアピールしたという。

現地指導には、呉秀容(オ・スヨン)氏、趙甬元(チョ・ヨンウォン)氏、ホン・ヨンチル氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩元帥が1月18日機械総合工場を現地指導

【平壌12月20日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、すべての生産工程が高度に近代化され、生産文化、生活文化が最上の水準で確立された1月18日機械総合工場を現地で指導した。

金正恩元帥は工場の全景を眺めながら、どこを見てもこの前の姿が痕跡までも全く見られないように完全にあか抜けしたとし、この工場を初めて訪ねる人々は機械を生産する工場ではなく、休養所に来たように考えるだろうと明るく微笑んだ。

金正恩元帥は、革命事績館と沿革紹介室を見て回った。

革命事績館と沿革紹介室を立派に築いて事績資料と史跡物の展示もよくしたとし、工場の党員と勤労者の心に工場に宿っている金日成主席と金正日総書記、朝鮮労働党の指導業績を深く刻み付けさせるための教育を強化しなければならないと強調した。

金正恩元帥は工場の各所を見て回りながら、近代化の状況と生産の実態を具体的に調べた。

工場に近代的な設備を完備したのはもちろん、われわれの設計とわれわれの技術、われわれの力に基づいて数値制御(NC)工作機械と産業用ロボット、無人素材運搬車、自動倉庫などからなっているフレキシブル生産システムを確立して、工場を21世紀の産業発展のすう勢に即して転変させたと述べた。

工場の科学化、情報化、オートメ化、無人化を高い水準で実現した結果、労力を極力節約しながらも製品の生産量を飛躍的に増やし、その質を著しく改善できるようになったと語った。

1月18日機械総合工場が、生産を正常化して生産計画を指標別に超過遂行する問題、従業員の技術・技能水準を絶え間なく高める問題、給養活動を改善する問題、設備を愛護、管理する問題、工場の内外を整備してきれいに管理する問題の解決に引き続き大きな力を入れなければならないと述べた。

工場、企業所と農村をはじめ各部門で近代化のモデル、標準単位が建てられている時に、1月18日機械総合工場が知識経済時代の要請と社会主義文明国の体裁にふさわしく立派に改築されて、わが国の機械製作工業を一段階発展させられる跳躍台、機械製作工業部門の近代化の基準がもたらされたと語った。

工場、企業所を近代化するのは、単なる経済実務的な問題ではなく、主席と総書記の崇高な志を現実化し、党の政策を貫徹するための重要な活動であるとし、この工場で点じられた近代化の炎がすべての部門、すべての単位で激しく燃え広がるようにしようと熱烈にアピールした。

金正恩元帥は、工場の幹部、従業員と共に記念写真を撮った。

呉秀容、趙甬元、ホン・ヨンチルの各氏が同行した。

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