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金正恩第一書記は、ハゲ山が元凶と理解しているようで、「全国の樹林化、原林化」というスローガンのもとに、10年以内に全国の山林を元通りにすると宣言した。ところが、緑化はおろか、むしろ山林の破壊が進んでいる実態が明らかになった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

両江道(リャンガンド)の情報筋によると、かつては食料生産や薪の確保のために住民が山林を破壊していたが、今では当局が「施設建設」の名目で山林の破壊を推し進めている。

道内で最も森林の多い白岩(ペガム)郡では「10月18日総合農場」の拡張、「白頭山青年英雄発電所」の建設、「大澤(テテク)炭鉱」などの工事で、広範囲に渡って山林の破壊が進んでいるという。加えて、水害復旧に必要な材木を切り出す作業も行われ、山林の破壊がさらに進んでいる。