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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は12日、米国の対テロ戦には「腹黒い下心」があるとする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、「(米国は)『敵』がなければ海外に軍事基地を配備する口実がなくなり、世界を制覇できる看板がなくなると考え」ていると指摘。その対テロ戦にも、「世界制覇戦略の実現に障害となる国を崩壊させるための目的が隠されている」と非難している。

さらに、米国の対テロ戦を許容することは「アフガニスタンとイラク、リビアとトルコ、エジプトとフランス、レバノンとマリでの事件のような無数のテロ行為が繰り返されるのを許すことと同じ」だと主張している。

北朝鮮は、シリアで武装勢力「イスラム国」以外の勢力にも攻撃を加えるロシアの「対テロ戦」を支持する一方、米国に対しては批判を繰り返している。