北朝鮮とロシアが11日、電力分野での協力に関する協定を結んだ。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮電力工業省の許沢(ホ・テク)次官と、訪朝したロシアエネルギー省代表団団長のアントン・イニュツィン次官が調印した。
ロシア国営通信スプートニク(韓国語版)がタス通信を引用して伝えたところによれば、協定には北朝鮮のエネルギー施設の改修および建設◆エネルギー分野の新技術研究◆人材育成の経験交流などが含まれる。
「支払い」が課題
また、イニュツィン次官はタスに対し、協定締結はロシア側の提案であると説明。今後、平壌を中心とする地域で500メガワットの電力が不足するという北朝鮮側の要求満たすには、新たな発電所の建設が必要であり、数年がかりの大型事業になるという。