新たな安保法制の整備された日本と北朝鮮の関係は、以前とは違う。状況によっては自衛隊が北朝鮮に対する先制攻撃を迫られる場面があり得るし、そうなれば北朝鮮からの「核報復」のリスクもがぜん、高まるからだ。

韓国の情報当局者は「核弾頭の小型化にも成功していない北が水爆製造技術を持つことはできない」、ホワイトハウスのアーネスト報道官も「我々の持つ情報の限りでは非常に疑問だ」との見解を表明。

ただ、同報道官は「北朝鮮の核兵器開発の野心は極めて深刻に捉えている」とも言っている。

水爆は、水素の同位元素である三重水素、重水素の核融合連鎖反応から爆発力を得る。起爆には小型の原爆を用いるため、韓国当局者の言う通り、原爆技術を完全には身につけていない北朝鮮が水爆を作るのはムリだろう。

しかしそれも「現段階では」という話だ。

米独の学者が指摘

北朝鮮が水爆製造に必要な核融合技術の獲得に向け、努力を重ねていると見られる徴候はいくつもある。

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