さらに、中学校を出たばかりの若い女性の垢すりサービスもある。料金は、入浴料は別で2万北朝鮮ウォン(約300円)だ。サービスがよければ1万北朝鮮ウォン(約150円)のチップをはずむ。最近は垢すりが流行して、どこの銭湯でも女性従業員を雇おうとしている。このサービスは夜にだけ行っていることを考えると、売春行為が行われている可能性は十分にある。
既に民間経営の銭湯のVIPルームでは、売春や不倫が横行している。トンジュや幹部が女性と二人で入って事に及ぶというものだ。男女カップルが恩徳院のVIPルームを使うには、公民証(身分証明証)を見せて夫婦であることの確認を受けなければならず、夫婦でない場合には係員にワイロを支払わなければならない。
一方、民間経営の銭湯ではその必要もない上に、施設もよいので、事実上のラブホテルと化しているようだ。