BCL(Broadcasting Listening / Listeners)という言葉を聞いたことがあるだろうか。40代以上の人なら聞き覚えがあると思われるが、海外の短波放送を愛聴するリスナーが、受信レポートを送り、その返事にきれいなベリカードを送り返してもらう。70年代に大流行した趣味の一つだ。
電力不足で印刷工場も稼働できず
朝鮮中央放送に手紙を出すと、必ずと言っていいほど上等なパンフレットや雑誌、そして12月にはカレンダーまで送られてきた。ところが、今年は海外配布用のカレンダーの制作と発送が大幅に遅れていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。原因は、紙と電力の不足だ。