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地方都市にトンジュが金を使う施設を作って、トンジュの「外貨タンス預金」を使わせて、国庫に入れようと言うのが当局の考えだ。詳細を現地のデイリーNK情報筋が伝えてくれた。

今回「外貨タンス預金」からの外貨稼ぎの舞台となったのは、平安南道(ピョンアンナムド)順川(スンチョン)市。平壌から北東に50キロ離れた人口20万あまりの中都市だ。しかし、順川はただの中都市ではない。

リッチな町「順川市」

市場に経済の主導権を奪われようとしていた90年代中頃、金正日氏は国主導の計画経済システムに戻すべく、平壌のすぐ隣、平城(ピョンソン)にあった巨大な卸売市場を閉鎖させている。そこで商売をしていた商人たちがやってきたのが、この順川だ。