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トルコ・アンタルヤでのG20に際して行われた安倍首相とプーチン大統領の日露首脳会談(15日)で、どうやら日本側ははかばかしい成果を得られなかったようだ。来年夏の参院選で、安保法制への反対世論からの巻き返しを警戒する安倍政権は、北方領土問題でどうにか「前進」の形を作り、外交成果をアピールしたかったところだろう。

こうなると、安倍政権は次なる手として、北朝鮮による日本人拉致問題での「前進」を欲しがる可能性が高い。

それを見越してか、北朝鮮は日本側との接触に向けて、交渉で有利なポジションを得るための伏線を引き始めている。

北朝鮮に、「朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会」という長い名前の団体がある。その名のとおりの仕事を担う当局の外郭組織なのだが、ここのスポークスマンが最近、久しぶりに発言を始めたのだ。