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最高指導者の性生活を描くドラマを、北朝鮮は許すわけがない。北朝鮮当局は様々なメディアで非難を始めた。当時の韓国メディアによると、1998年11月16日の平壌放送は論評番組で、ドラマを制作したKBSを次のように非難した。その激しさはもはや脅迫レベルだ。

「ペテンメディアのクズどものくだらない反北謀略劇」
「KBSはメディアの本分を忘却し、民族の間に不和を煽り、対決、分裂、戦争を煽動する許しがたき反逆行為を行っている」
「我々は、KBS第2テレビ創作団を無慈悲に爆破し、その存在自体をあの世送りにする」
「ドラマ創作に加担した者は皆殺しにする」
「こんなドラマを作ったことは、我々に対する一種の政治的宣戦布告だ」

警察当局は、北朝鮮のテロを警戒してKBS本社を厳戒警備するなど、大騒ぎになった。また、ソウル市内では「KBS爆破闘争に参加しよう」と書かれたハガキと金正日氏の写真が路上で発見されるなど、韓国社会は戦々恐々とした雰囲気に包まれた。