こうした極端な動きは韓国社会のごく一部に限られるが、テロを操る者たちの目には、これこそまさに相手の「弱点」として映るはずだ。
テロと戦うということは、こうした排外主義が社会に存在することを許さないということでもある。
もちろん、それぞれの個人が、自分の身を守ることも大事だ。被害が少なければそれだけ、社会が寛容さを示す余地も増す。
日本の公安当局は、日本人観光客が好んでいく地域などについてテロ動向をレポートにまとめている。
海外へ頻繁に出かける人は、そうした情報に敏感になっておく必要があるだろう。