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宗教差別禁止法とは、韓国政府が制定を推進している「差別禁止法」の中の、信仰による差別を禁止する条項のことだが、保守プロテスタントは「(他の)宗教に対する健全な批判ができなくなる」として、猛烈に反対している。

つまりは、他宗教や性的少数者を激しく非難する形の布教を、公然と行えなくなることを警戒しているのだ。

「異なること」への不寛容は、もはや韓国保守プロテスタントの特徴とも言っていいだろう。

アフガンで強烈な反韓感情

それが大きな事件へと発展したことがある。韓国の保守プロテスタントは、海外での布教活動に非常に熱心だ。日本でも夏休みを中心に布教活動に励む彼らの姿を見かけることがある。彼らの活動範囲は東アジアに留まらない。

2006年8月、保守プロテスタント系の布教グループ「インターコープ」のグループが、韓国政府や上部団体の制止を振りきってアフガニスタンのカンダハルに布教活動に出かけた。現地では、「2006年アフガニスタン平和フェスティバル」なるイベントの開催も企画していた。

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