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宗教をめぐり、暴言や時には暴力さえ伴うこうした事例が相次いでいるため、「差別禁止法」を早期に制定し、宗教差別を禁止しようとの声が韓国でも高まっている。しかし、保守プロテスタントは反省するどころか、法律の制定に猛反対する。

韓国の宗教メディア、クリスチャン・トゥデイによると、韓国キリスト教指導者協議会主催で「同性愛及びイスラム教反対と正しい歴史教科書編纂のための1千万クリスチャン署名大会」なる催しがソウル市内のホテルで開かれた。この場には会長のシン・シンムク牧師をはじめ、複数の国内プロテスタントグループの代表など250人が参加した。

13に及ぶ署名の項目から、以下に一部を抜粋した。

◯同性愛に徹底して反対する
◯イスラム教に明確に反対する
◯宗教差別禁止法に反対する
◯南北統一のために付き1万ウォン以上の統一献金に積極的に参加する
◯アンチキリスト阻止法を国会に請願する
◯キリスト党運動に積極的に参加する

日本でも布教活動

ここに彼らが掲げる「理念」、そして「統一された大韓民国は、キリスト教政党によって支配される、他宗教と性的少数者とイスラム教徒の存在を許さない国」という国家観が、よく表れている。

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