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金正恩第1書記の指示によって「朝鮮中央動物園」の動物が大量死したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

朝鮮中央動物園(平壌動物園)は、昨年末から改修工事が進められていたが、金正恩氏は「10月10日の朝鮮労働党創立70周年まで工事を終わらせろ」と指示。現場では速度戦で突貫工事が進められたが、これが動物の大量死という災いを呼ぶ。工事納期を早めるため安全規則が無視されたまま工事が続けられたからだ。

平壌在住のRFAの情報筋は「9月初めごろに施設を移転する過程で停電が発生、冷房が4時間も止まってしまった。そのせいでペンギン10数羽やホッキョクギツネを含む動物数十頭が死んでしまった」と語った。

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さらにアザラシも死んでしまったが、これだけではない。自慢のイルカショーでパフォーマンスを披露するはずのイルカ10数頭もショーの訓練があまりにも厳しくて死んでしまったという。