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事態を聞きつけた金正恩氏は「動物安全規則」を守らなかったとして動物園の幹部を厳しく叱責したが、なぜか処罰は行わなかった。その代わり彼の世間知らずを露呈する指示を下す。

その指示とは「ホッキョクグマやジャイアントパンダなどの珍しい動物を確保せよ」

中国西南部にのみ生息するパンダは、中国政府が相手国との友好親善を深めるために贈呈、またはレンタルする形を取ってきた。いわゆる「パンダ外交」だ。

中朝関係は、改善の兆しを見せているが、依然として微妙な状態が続いており、中国が北朝鮮にパンダを贈ることは考えにくい。また、レンタルとなると1年間で1頭あたり100万ドル(約1億2000万円)という多額のレンタル料を支払わなければならない。中朝関係が良好な時代なら「無償貸与」もありえたかもしれないが、今すぐは無理だ。