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北朝鮮の「革命第1世代」のひとり、朝鮮人民軍の李乙雪元帥が7日に死去した。94歳だった。

北朝鮮の公式発表によれば、李氏は故金日成主席が率いた抗日パルチザンに参加。1950年からの朝鮮戦争では連隊長、副師団長として戦ったという。

革命第1世代は金日成―正日―正恩氏の家系が支配する北朝鮮体制の「元老」とも言える存在で、パルチザン出身者とその子孫は、支配層の上位を占める。

また、彼らの存在はかつて日本と戦った旧東側各国でも認知されており、今年もロシアのプーチン大統領から「抗日革命闘士」として記念メダルを贈られている。実際に日本と戦ったわけではない金正日氏や正恩氏が体制の「正統性」を主張する上で、大事な存在だったと言える。