個人が、工場や企業所の名義を借りてバスやトラックを営業手段としてつかう「ソビ車」が手頃な金儲けとして一時流行した。ところが、慈江道(チャガンド)の情報筋は「ソビ車隆盛の時代は終わった。それに変わって、場所を借りて工場や会社を作る人が増えつつある」と語った。
つまり「町工場」が北朝鮮の至るところにできつつあるということだ。これらは主に家族や親戚から資金と労働力を総動員して菓子、靴、タバコなどを製造、販売するものだ。
輸入品にも大きな変化
町工場の増加に伴い、中国から輸入される品目にも変化が現れつつある。