北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、金正恩第1書記が平壌ナマズ養殖工場を現地指導したことを報道した。

平壌ナマズ工場を現地指導する金正恩氏/2015年10月31日付労働新聞より
平壌ナマズ工場を現地指導する金正恩氏/2015年10月31日付労働新聞より

金正恩氏は昨年12月にも同工場を訪れ、「平壌ナマズ工場で魚の養殖革命の炎を激しく燃え上がらせ、全国に養殖熱風を吹かせるために積極的に貢献しなければならない」と強調していた。

故金正日氏はナマズが好物だったと言われているが、同通信によると金正恩氏は「平壌ナマズ養殖工場は金正日総書記が大きな関心を払っていた工場の中のひとつだとし、生涯の最後の時期まで人民の生活向上のために気づかい、心血と労苦を注いできた総書記を思うと胸が痛む」とかすれ声で述べたという。

現地指導には 朴奉珠(パク・ボンジュ)氏、呉秀容(オ・スヨン)氏、趙甬元(チョ・ヨンウォン)氏が同行した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

【平壌10月31日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第1書記、共和国国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩元帥が、科学化、集約化、工業化が高い水準で実現された平壌ナマズ養殖工場を現地で指導した。

金正恩元帥は、平壌ナマズ養殖工場の全景を眺めながら、かつての姿が見られない新しい工場、見るほどすばらしいハイカラの工場、人民の食生活向上に寄与できるもうひとつの富が築かれたとたいへん喜んだ。

構内に新たに建てたモザイク壁画「平壌ナマズ養殖工場を現地で指導する偉大な指導者金正日同志」と白頭山の不世出の偉人たちの現地指導標識碑を見て、工場の幹部と従業員がモザイク壁画を本当に立派に建てたと述べた。

金正恩元帥は、新たに整えた革命事績教育室と沿革紹介室を見て回った。

平壌ナマズ養殖工場は金正日総書記が大きな関心を払っていた工場の中のひとつだとし、生涯の最後の時期まで人民の生活向上のために気づかい、心血と労苦を注いできた総書記を思うと胸が痛むとかすれ声で述べた。

金正恩元帥は総合指令室、ふ化棟、屋外池、冷凍庫などの各所を見て回りながら、ナマズ養殖および工場の現代化状況を具体的に調べた。

これまで、一年の養殖量が900余トンしかならなかった工場で今年に1800余トンのナマズを養殖する驚くべき成果を収めたとし、特に省力養魚、節水型養魚をすべきという朝鮮労働党の方針を体して養魚池の面積と労力、水量を増やさずに魚の養殖量を2倍に成長させたと語った。

工場の従業員が科学技術を重視し、働き場に対する愛着心をより深く刻み付けられるように科学技術普及拠点と文化厚生施設も立派に整えたとし、平壌ナマズ養殖工場のすべての養殖区域と生活区域は遜色がないと述べた。

金正恩元帥は、平壌ナマズ養殖工場がナマズ養魚のモデル、標準工場に転変しただけに、より高い目標を立てて努めなければならないとし、工場に提起される課題を提示した。

金正恩元帥は、今年、この地で世人を驚かす誇らしい成果が次々と生み出されている中で、平壌ナマズ養殖工場でも誇るに足る奇跡のような成果を収めたとし、養殖と現代化の工事で勤労の偉勲を立てた当該部門と工場、施工単位の幹部、科学者、技術者、労働者に朝鮮労働党の名義で感謝を贈った。

金正恩元帥は、工場の幹部と従業員と共に記念写真を撮った。

朴奉珠内閣総理、朝鮮労働党中央委員会の呉秀容書記、趙甬元副部長が同行した。

    関連記事