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昨年には、これも金正恩氏の鳴り物入りで行われていた平壌国際空港新ターミナルの設計をめぐって、金正恩氏から厳しく叱責された馬園春(マ・ウォンチュン)国防委員会設計局長が粛清され姿を消した。馬氏には、処刑説も流れたが、今年10月8日に国営メディアに登場し復帰が確認された。

どうやら山奥へ追放されていたようだが、処刑説が流れたのには理由がある。

彼が姿を消す直前の昨年10月、党幹部ら10人が処刑されていたからだ。それも口径14.5ミリの重機関銃4丁をひとつにまとめた対空砲、1発でも命中すれば人体などバラバラになってしまうシロモノで処刑された。

この公開処刑は、衛星画像などからも確認されている。