朝鮮中央通信は26日、南北離散家族の再会事業の全日程が終了したことを、ごく短く伝えた。その一方、労働新聞は「(再会実現は)共和国の確固たる意志が生んだ結実である」としつつ、「わが民族同士の精神」で南北関係を改善させるべきであると主張している。
北朝鮮は従来、離散家族の再会事業に消極的だったが、最近はこれをテコに、韓国に関係改善を迫る論調を見せている。
一連の報道全文は次のとおり。
北・南離散家族・親せきの面会が終わる
【金剛山10月26日発朝鮮中央通信】去る20日から金剛山で始まった北・南離散家族・親せきの面会が終わった。
北と南の面会者は家族、親戚の安否を伝え、血肉の情を分かち合った。
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