人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮では収穫の時期を迎えている。トウモロコシとジャガイモの収穫は概ね終わったが、コメの収穫が大幅に遅れていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。原因は慢性的な電力難だ。

平安北道(ピョンアンブクト)の内部情報筋は語る。

「10月10日の朝鮮労働党創立70周年記念の行事のせいで、コメの収穫が例年より1週間以上遅れている。電気が来ないため支障をきたしている」

北朝鮮ではディーゼルエンジン付きの脱穀機は、ほとんど普及していない。収穫したコメはイネごと脱穀場に運んで、電動脱穀機で脱穀するが、電力難のため手作業で行う。広大な田んぼで収穫されたコメの量は尋常ではない。それを手作業で進めなければならないことから、脱穀作業が進まず、イネが山のように積み重ねられている有様だ。

さらに、このままイネを放置しておくと、どんどん減っていく。それはネズミのせいだ。