北朝鮮が、長距離弾道ミサイル(衛星ロケット)を打ち上げる素振りを見せながら、なかなか実行しないと思ったら、裏で意外な一手を打っていた。

宇宙開発に関わる国際団体・国際宇宙航行連盟(IAF)に、北朝鮮のミサイル発射部門がいつの間にか加盟し、日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)、米国のNASA(アメリカ航空宇宙局)などとちゃっかり肩を並べてしまったのだ。

北朝鮮はこれまで、自分たちが平和的な宇宙利用のためにロケットを打ち上げるのは、「国際法上公認された主権国家の合法的権利である」と主張してきた。

それは、その通りである。

北朝鮮が国連決議により禁じられているのは、弾道ミサイル技術を使ったロケットの打ち上げであり、平和目的での宇宙開発を禁じられているわけではない。だからIAFとしても、北朝鮮側の加盟申請を断ることは出来なかったのだ。