朝鮮半島に伝わる「秋夕の祭祀」は、各家庭や一族にとって年間の最大行事だ。供え物も女性が作ることが慣例だったが、最近の北朝鮮では、市場で購入した料理、いわば「出来合い」の供え物で済ませるケースが増えている。

韓国での秋夕の祭壇の様子(画像:Jens-Olaf Walter)
韓国での秋夕の祭壇の様子(画像:Jens-Olaf Walter)

秋夕に限らず、祭祀(チェサ)は南北朝鮮半島や在日コリアンの間では大きな負担となる行事だ。女性、とりわけ家庭の主婦は、夫の実家で舅姑や親戚と顔を合わせる精神的苦痛に加えて、祭壇に供える山のような料理を作る「重労働」をこなさなければならない。

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