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金正恩第1書記は、国内に出回っている外貨を吸い上げるために、平壌や各地方都市に外貨払いの高級レストランやレジャー施設を数多く建設したが、これがドルの価値をさらに高めるという皮肉な結果を生んでしまった。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の平壌情報筋によると、北朝鮮の若者達は、100ドル札に描かれている米国独立期の政治家、ベンジャミン・フランクリンを「米国じいさん」と親しみを込めて呼ぶ。商人や幹部たちも「じいさん(100ドル)はサイコー!」と言って憚らないという。

現在の市場レートでは、100ドルは80万北朝鮮ウォン。5000北朝鮮ウォン札160枚分だ。米国の政治家と比べて、北朝鮮の最高指導者が160分の1の価値しか過ぎないことを肖像画になぞえたジョークも交わされる。