鉄道マニアにとって平壌は地上の楽園?

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「平壌の路面電車は貴重な観光資源です」

そう言い切るのは、アジアの鉄道・バス事情を紹介するサイト西船junctionどっと混むの管理人であるPierre2427(ピエールにしふな)氏。ピエール氏は、平壌市内を疾走する日本の中古バスなどの貴重な写真をデイリーNKジャパンに提供してくれている。

「平壌は地下鉄・路面電車・無軌道電車(トロリーバス)と各種軌道交通が揃っています。現在、東アジア・東南アジアでこの3種類の軌道交通が共存する都市は、中国以外では平壌のみです。さらに日本の中古バスも多く活躍しており、鉄道・バス好きにとってまさに『地上の楽園』です」

日頃から衛星写真を通じて平壌市内の路線などをウォッチしているピエール氏は、「衛星写真で確認したところ、船橋~松新間は2014年ごろに廃止し、無軌道電車化されたようです」と言う。

全線廃止については「確認できていません」と前置きしながらも次のように語った。

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「平壌の 路面電車は2008年から2009年に『万景台(松山)』から『平壌駅』間の全区間で軌道改修工事をし、2008年にチェコのプラハから20両の車両を新規導入したばかり。それにもかかわらず、廃止してしまうとしたら…本当に残念でなりません」