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そして、米国ジョンズホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38NORTH」は、5月にミサイル発射場「西海衛星発射場」が改修されていることを確認。7月にも、衛星写真の分析結果としてミサイル発射台の改修工事が完了した模様だと発表した。

同発射場は、2012年12月12日に長距離弾道ミサイル「銀河3号」が発射されたミサイル基地だ。韓国軍当局もミサイル発射の兆候については、その都度報告している。

米韓の分析に反芻するかのように、北朝鮮国連代表部のチャン・イルフン大使は「米国の敵視政策が続く限り、我々が核兵器を廃棄したり、核戦力の役割が変わったりすることはない」と語っていた。

こうした兆候に加えて、金正恩氏には「ミサイルを発射しなければならない」大きな理由がある。

北朝鮮は、朝鮮労働党の創立70周年(10月10日)を目前に控えているが、金正恩としては、なんらかの成果を達成して記念日を大々的に祝うことが不可欠だ。そうしてこそ、自らの権威を高め、権力基盤を強固に出来るからだ。

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しかし、金正恩氏は、既に大きなミスを犯している。